映画「ウォール・ストリート」の感想-名作の続編だが…


作品情報

原題:Wall Street: Money Never Sleeps

邦題:ウォール・ストリート

2010年のアメリカ映画

あらすじ

2001年、8年の服役を終えたゴードン・ゲッコー。カリスマ投資家の面影は消え、すっかり過去の人と成り果てていた。そして2008年、ウォール街の若き金融マン、ジェイクの会社が突然破綻した。心の師である経営者は自殺し、ジェイク自身も資産を失ってしまう。それが金融業界の黒幕ブレトンの陰謀だと知ったジェイクは、復讐を誓い、ゲッコーに助言を求める。しかし、ゲッコーはジェイクの最愛の恋人ウィニーの父親でもあった。ゲッコーは絶縁状態のウィニーとの仲を取り持つことを引替条件に、ジェイクと手を組むことに同意するが……。

出典 Amazon

トレーラー

評価

(1/5)

以下、ネタバレを含みます。

感想

タイトル

前作は「ウォール街」で、続編である本作が「ウォール・ストリート」。知らない人からすると、どちらを先に見ればよいのか判断できないタイトルの付け方です。原題には「Money Never Sleeps」というサブタイトルも付いているのですが、何を思ってこのタイトルにしたのでしょうか・・・。

バド・フォックス

前作の主人公であるバド(チャーリー・シーン)がカメオ出演しています。ゴードンとの再会シーンで、前作で再建を誓った航空会社を売り飛ばして大儲けした、と語ります。バドは全く更生しておらず、拝金主義のゴードンを追いかけてしまったのでしょうか・・・。

作品情報 原題:Wall Street 邦題:ウォール街 1987年公開のアメリカ映画 あらすじ 世界の金融の中心...

支離滅裂

全体的に話に一貫性がありません。ゴードンの言動が簡単に情に流されてしまっていて残念です。

まとめ

1987年に公開された「ウォール街」の続編なのですが、期待外れでした。展開も全く面白くなく、バドの一言も前作を見た人は困惑するでしょう。唯一の見どころは、ゴードン・ゲッコーを演じるマイケル・ダグラスの演技だけでしょうか。非常にもったいない作品です。