映画「イーオン・フラックス 」の感想-ディストピアな未来で抵抗する反乱分子の戦い


作品情報

原題:Æon Flux

邦題:イーオン・フラックス

2006年公開のアメリカ映画

あらすじ

病気もなく、飢えもなく、戦争もない、未来のユートピア。彼女がそこに存在する理由はたった一つ、もう一度人間として生きるため。美しき革命戦士イーオン・フラックスが、陰謀に満ちた未来の鎖を解き放つ時、運命を変える旅路が始まる!

出典 Amazon

トレーラー

評価

(1/5)

以下、ネタバレを含みます。

感想

原作を知らないと…

登場する街に日本風の障子や唐傘などが普通に出てくるため、明らかに西洋人と雰囲気があっていなくて違和感がすごい。原作を知っていればすんなりと受け入れられるのでしょうが、初見ではジャパネスクの違和感が拭えませんでした。

設定がありきたり

未来ではディストピア社会が構築されていて、それに抵抗する反乱分子の一員として活動するのが主人公のイーオン・フラックスという設定ですが、既に使い古されたものでもう少しアクセントになるものがほしかったように思います。また、特に伏線らしい伏線もないので、次の展開が全くきにならないというのもいただけません。アクションに特化するなら特化するで、もっと方向性を強調すれば良かったかも知れません。ただ、CG自体もそこまでクオリティの高いものではありませんでした。

まとめ

原作を知らない方にはおすすめできないと思います。特に盛り上がるシーンもなく、回りくどい冗長な映画でした。主人公を演じるシャーリーズ・セロンが好きな方は見ても良いのではないでしょうか。