映画「インターンシップ」の感想-アメリカンドリームを追体験できる良作


作品情報

原題:The Internship

邦題:インターンシップ

2013年公開のアメリカ映画

あらすじ

『テッド』のスタッフが、Googleのインターンになった、IT音痴のオッサンたちの挑戦を描く人生逆転ゲーム!失業したIT音痴のオッサンたちが、Googleの実習生<インターン>に!ライバルは超エリートたち。6つの難題をクリアして、社員になれるのか!?

出典 Amazon

トレーラー

評価

(4/5)

以下、ネタバレを含みます。

感想

組み合わせの妙

Googleのインターンシップに参加することにした、中年二人組が主人公の話です。インターンシップの各課題に取り組むため、周りは名だたる大学を出た人物ばかりでチームが編成されますが、主人公達はあぶれた者同士でチームが結成されます。当初は意思疎通も碌に取れず、ITの専門知識もないため完全に足手まといになってしまいますが、最終的には持ち前の行動力と営業トークでインターンシップの課題を勝ち抜き正社員として採用されます。

アイディアの重要性

課題のひとつにアプリケーションの開発がありました。他のチームは課題の開始からすぐにリリースしていましたが、主人公のチームは夜の街で飲み歩き、メールを送る直前に頭を冷やさせる仕組みを導入するアプリケーションを思いつきます。実際のアプリケーション開発でも、こうした実体験から現出したアイディアがヒットしたりするので、非常にリアリティのある話だと思いました。

出演者が魅力的

アメリカのドラマ「シリコン・バレー」でビッグ・ヘッドを演じている、ジョシュ・ブレナーがGoogle社員を演じています。また、主人公チームのライバルであるグレアムは「ソーシャル・ネットワーク」に出演していたマックス・ミンゲラが演じています。どちらもIT関連の作品に出演していますが、何か縁があったのでしょうか…。
さらに、Googleの共同創業者であるセルゲイ・ブリンが本人役として出演しています。

まとめ

日本にも様々なメガベンチャーがありますが、アメリカの洗練されたオフィスとの違いを痛感させられます。一種のアメリカン・ドリームのようなストーリーなので、見ていて清々しいです。また、ITの専門的な内容に焦点を当てている訳ではないので、ITに疎い人でも楽しめる作品だと思います。